市立戸塚高校合格のための受験対策とは?

市立戸塚高校合格をめざして、がんばっているあなたへ

「どの教科もだいだい80点は取れているんですけど、数学だけがまだ60点台なんです。苦手な科目って、どうやって勉強したらいいんですか?」

市立戸塚高校を志望している生徒から、こんな相談を受けたことがあります。

市立戸塚高校を志望するぐらいですので、すでに高い学力のある生徒でした。

極端にできない苦手な科目はなく、模試などでは80点を超える科目もありました。

しかしその一方で、特定の科目だけ点数が取り切れていませんでした。

もし、これをご覧のあなたが同じような悩みを持ちなら、2,3分ほど時間を取っていただいて、これからお伝えすることをご覧になってみてください。

こちらページでは、港南区上永谷にあります学習塾塾長が、これまでの指導経験を踏まえて市立戸塚高校合格のポイントを以下にまとめております。

市立戸塚高校の偏差値などについて

市立戸塚高校は、普通科だけでなく音楽コースもある高校です。

しかし、音楽コースは募集定員が少ないこともあって、多くの生徒は普通科を志望しています。

また、立地的に交通の便がよく、校舎がキレイな学校です。

さらには、吹奏楽部が例年コンクールなどで好成績を修めていることもあってか女子に人気が高い印象があります。

そして、市立戸塚高校の偏差値は57〜58です。

合格の目安としては、普通科だと入試で370点(70〜75点 x 5教科)を取らないといけません。

また、人気校ということもあり、倍率が2022年度は1.28倍、2021年度は1.45倍で、1.5倍を超える年もあります。

ですので、市立戸塚高校の入試は競争が厳しい印象があります。

市立戸塚を志望する生徒は、対策が立てやすい!

冒頭で紹介した生徒だけでなく、市立戸塚高校を志望する生徒の方の多くはどの教科も学力は高い傾向があります。

そのうえで、点数が取り切れていない苦手科目がはっきりわかっていることが多いんですね。

そのため、いかに苦手科目を克服するか?が合格のカギだということもはっきりしています。

このとき、理科・社会の点数が伸び悩んでいるのであれば、比較的、短期間で点数を伸ばすことはできます。

なぜなら、理科・社会は暗記モノの学問なので、公式や地名、歴史などをしっかり覚えることで、点数が伸びるからです。

それに対して、英語・数学・国語(とくに英・数)は、時間がかかる傾向があります。

英語・数学の苦手克服のポイント

それぞれの科目において「どういうタイプの問題が苦手なのか?」今よりも詳しく把握することが大切です。

英語なら、長文なのか?リスニングなのか?文法なのか?を見極めたうえで、苦手ポイントを集中的に勉強しましょう。

また数学なら、例えば、計算はできて図形が全然ダメなら図形を集中的に勉強しましょう。

ちなみに、苦手ポイントを見つけるのは「模試」がお勧めです。

模擬試験を受けると、詳細な結果を知ることができます。

例えば、どの単元が正解・不正解なのか?が1問ごとにわかりますし、大問ごとにどれくらい正解できているのか?などもわかります。

そうして、苦手ポイントがはっきりすることで、集中的に勉強することができるようになります。

さらに、苦手ポイントを克服するための問題を数多く解いていくと、さらに行き詰まっているポイントが見えてきます。

それが、苦手の「大元原因」です。

これが突き止められれば、苦手克服ができたも同然です。

ちなみにこのとき、学校や塾の先生の力を借りることで苦手の大元原因を突き止め、克服する方法までのアドバイスをもらうことができます。

それによって、苦手克服をかなり短期間で行える場合があります(指導力のある先生ほど、それが早くなります)。

内申点があまり高くないから…

「当日の入試に向けての対策は理解できました。でも、ワタシ・ボクは内申点があまり高くないから入試で点数が取れても合格は難しいかもしれません…」

市立戸塚高校を志望される方にかぎらず、生徒によっては内申点によって合格は難しいんじゃないか?と感じていたり、内申点で志望校を諦めようとしてしまうことがあります。

ただ、市立戸塚高校を志望される生徒の方に関して言えば、おそらく成績は5段階の4はだいだい持ってると思います。

だとするなら、内申点も極端に低いわけではないはずです。

なぜなら、学校の成績はテストの点数以外の項目も踏まえて評価されているからです。

具体的には「知識・技能」、「思考・判断」、「主体的に取り組む態度」の3つの観点で点数化され、その合計点数で成績がついています。

それに対して、模試も入試も学校のような観点別評価ではなく試験の点数のみで評価されます。

なぜこのように、学校と入試で評価に違いがあるのでしょうか?

それは「テスト」の目的が異なるからです。

学校のテストは、到達度(理解度)を図ることを目的としています。

そして入試は「選抜試験」であり、厳しい言い方をしてしまうと条件に見合わない生徒を落とすことが目的です。

いずれにしましても、必ずしも「学校の成績アップ=入試での高得点」とはかぎらないというのが実情です。

また仮に、現在の成績がオール4であっても、そこからさらに5を取ることは難しかったりします。

成績を1上げるにしても、3を4にするより4を5にするほうが労力がかかるんですね。

さらには、定期テストは学校や先生ごとに出題傾向が違い、入試に即した問題を先生が作られているとはかぎりません。

それらを踏まえると、学校の成績を上げることと入試の得点力も上げることは、ある程度の時間が必要だと言えます。

そして、このページをご覧になっている時期にもよりますが、学校の成績および内申点を上げることに時間をかけ過ぎるよりは、入試の得点力を上げることに勉強時間やエネルギーをかけたほうが合格率が高くなる場合があります。

ですので、あまり内申点にこだわりすぎず入試での得点力アップのために、苦手克服のための勉強や模試に注力することも考えてみてください。

合格を最後の最後、確実にするためには?

苦手を克服できたうえで、最後の最後で高得点および合否を分けるものは誰もが正解できる問題を間違わないことです。

苦手ポイントや科目を克服することばかりに気を取られすぎず、確実に得点できる問題を取りこぼさないこと大切だということを、最後に強調してお伝えしておきたいと思います。

そのため、私(塾長)も塾の生徒には「誰もが正解できる問題を落としてたら、合格は難しいよ」と口をすっばくして伝えています。

このことは“絶対に”忘れちゃいけないですね。

ちなみに、この点に関しても模試ではひとつひとつの問題に正解率が出ますので、自分がきちんと正解できているか?を把握することができます。

または、神奈川県教育委員会のホームページには入試過去問の正解率が出ています。

過去問を解いてみて、それと正答率を照らし合わせてみるのもいいでしょう。

参考までに、当塾では生徒に模試を受けてもらい、自分のテスト結果と正解率を照らし合わせることを行っています。

このとき、受験者の7割以上が正解しているけれど自分は間違っていたという問題には赤い星マークをつけるんですね。

そして「赤い星マークが多いほど(合格が)危険になるよ」と伝えています。

このような場合、赤い星マークをどれだけ減らせるか?がその生徒の合格を大きく左右すると言えます。

いずれにしても、同じ学力レベルの生徒たちが受験するわけですので正解率の高い問題をきちんと正解しているかどうか?が、合否を分ける差になります。

逆に、正解率の低い問題はみんなが間違えていることになりますよね。

もちろん、正解率の低い問題を正解できるにこしたことはありません。

けれど現実的には、誰もが解けない問題はありますし、そのような問題は合否を分ける差にはなっていません。

ですので、得点できる問題を絶対に取りこぼさないようにしましょう。

まとめ:市立戸塚高校合格のためのポイント

以上を踏まえて、市立戸塚高校合格のためのポイントは以下の3つです。

  • 苦手を大元原因から克服する
  • 入試の得点力アップのため勉強時間を増やす
  • 誰もが得点できる問題を確実に正解する

あなたの、市立戸塚合格を陰ながら応援しています。

体調管理もしっかりしながら、受験勉強をがんばってくださいね。

最後まで、ご覧くださって感謝しています。

執筆者紹介

翔優館塾長:秋間 義浩

小学校の恩師の影響から、将来の夢は「学校の先生になること」だった。

学生時代に、塾講師のアルバイトをしたことがきっかけで「自分の個性を活かせるのは、学校の先生より塾の先生なのかもしれない」と感じ、アルバイト先に直談判し入社することに。

大手学習塾では、1教室で300人以上の生徒を指導してきた実績があり、また教室長も歴任。その後「より生徒の進路や人生にも関わる塾講師でありたい」という想いから、同僚の塾講師たちとともに学習塾を創業した。2016年には、さらに自分の理想とする学習塾像、塾講師像を体現すべく、創業した学習塾からも離れ、たった一人で現在の学習塾、翔優館を横浜市港南区に設立した。

気づけば、塾講師歴30年超。累計1,000人を超える生徒たちを指導。つねに、素直な心と素敵な笑顔を心がけ、日々、生徒ひとりひとりを大切にして指導に当たっている。

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