横浜商業高校合格!丸山台中生の成績アップ事例 英語97点、英検準2級合格!

勉強を全然しないんです…。実際のところ、4年生ぐらいから勉強がわからなくなってきていたんです。でも、もうこれ以上、学校の勉強について行けなくなるとマズいのでなんとかしていただきたいと思って来ました。

田中大雅くん(仮名)は、下野庭小学校の6年生の生徒で、11月ごろに入塾してきました。プライバシーに配慮し、仮名で記載しております

冒頭のセリフは、初日に大雅くんと一緒に来られたお父さんのセリフです。

ちなみに、近年は保護者の方にご来塾いただく際に、お父さんがお越しになるケースが増えてきています(数年前までは、ほとんどがお母さんでした)。

大雅くんは、入塾から半年後に丸山台中学に進学しました。

そして、中学で最初のテスト(1学期前期の中間テスト)では、数学が52点、英語が66点という結果でした。

どうやって成績を伸ばし志望校に合格したのか?

そこから、大雅くんは着実に成績を伸ばします。

中1の1学期前期期末テストは、数学・英語ともに70点台となり、中2の後期期末では数学96点、英語85点までに。

3年生の後期は、80点と少し点数を落としましたが、それは苦手分野だったことと範囲が広かったことが原因でした。

しかし、英語に関しては97点を取ることができました。

そのうえで、高校は横浜商業高校に合格し、進学いたしました。

実際のところ、学力的には横浜商業よりさらに上のレベルの高校に合格できたと思います。

ですが、将来的な目標や資格取得、大学進学なども考えて、ご家族と相談のうえ横浜商業に進学しました。

そこで、今回は大雅くんが当塾でどのような取り組みによって着実に成績を伸ばしたのか?を紹介したいと思います。

このブログを書いた人

翔優館塾長:秋間 義浩

小学校の恩師の影響から、将来の夢は「学校の先生になること」だった。

学生時代に、塾講師のアルバイトをしたことがきっかけで「自分の個性を活かせるのは、学校の先生より塾の先生なのかもしれない」と感じ、アルバイト先に直談判し入社することに。

大手学習塾では、1教室で300人以上の生徒を指導してきた実績があり、また教室長も歴任。その後「より生徒の進路や人生にも関わる塾講師でありたい」という想いから、同僚の塾講師たちとともに学習塾を創業した。2016年には、さらに自分の理想とする学習塾像、塾講師像を体現すべく、創業した学習塾からも離れ、たった一人で現在の学習塾、翔優館を横浜市港南区に設立した。

気づけば、塾講師歴30年超。累計1,000人を超える生徒たちを指導。つねに、素直な心と素敵な笑顔を心がけ、日々、生徒ひとりひとりを大切にして指導に当たっている。

勉強がわからなくなる原因とは?

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小学生のときに入塾してきた時点で、私は大雅くんは算数が苦手だと感じました。

そして「このまま中学に上がったら大変になるな」と思いました。

なぜなら、小学生の学習内容に積み残しがあると感じたからです。

お父さんが入塾時におっしゃっていたように、大雅くんは小学4年生ごろから勉強がわからなくなってきていました。

そして、入塾したのが6年生だったため、その間の学習内容に理解できていない点が見受けられました。

さらには、中学校のテストははじめが大切なんですね。

そこでいい点数を取るか、悪い点数を取るかでその後のテストおよび成績に大きな影響をおよぼします。

ですので、入塾をして中学生になるまでにしっかりと小学校の問題が解けるように取り組みました。

はじめのころは「“今”、学校でやっている算数と国語の内容をできるようにしよう」という目的で授業を進めました。

しかし、授業を進める中でやはり解けない問題も多く、以前の単元や学年の復習を行うこともありました。

大雅くんにかぎらず、どのお子さまも「勉強がわからない」ときは、それ以前の単元や学年の内容が未習熟であることが少なくありません。

そのため、大雅くんも勉強がわからなくなっている大元の原因にまでさかのぼって復習をすることで、着実に問題を解けるようにしていきました。

結果的に、習いはじめは復習に時間を割くことが多かったと記憶しています。

中1が成績の分かれ目!

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大雅くんは、比較的、時間の確保できる小学生のうちに入塾してきてくれて、小学校の復習に時間を割くことができました。

そして、中学に入学して最初のテストまでは時間的には2ヶ月ちょっとあります。

なので、私の長年の指導経験から、その期間内でテストに向けてちゃんと“準備”をすれば大雅くんはそこそこの点数を取れるだろうと判断しました。

“準備”と言っても、特別大それたことをするわけではありません。

私は、日々やるべき勉強を継続することが何より大切だと考えています。

例えば、数学であれば四則計算がきちんと解ける、また中学校に入って最初に習う正負の計算がきちんと解けるといったことです。

また、英語であれば英単語や基本の英文(I am〜、This is〜)が書けるといったことです。

その結果、中学1年前期の中間テストでは、数学52点、英語66点の成績を修めました。

それまでの経緯を踏まえると、まずますの点数だったと思います。

ただ、中学のテストははじまったばかりです。

そして、私の長年の観察では、中1の夏過ぎからが成績が伸びるか?平行線を辿るか?の分かれ道になります。

この時期に成績を伸ばせないと、その後が伸び悩むんですね。

成績が大きく伸びるタイミングを逃さないで!

ズバリ!成績がグンっと伸びるのは、中1の秋以降から中2の夏前までです。

誤解を怖れず申し上げますと、それ以降の時期からは大きな伸びはあまり期待できません。

ですので、厳しい表現に聞こえてしまったら申し訳ないのですが「成績が伸び悩んでいるから…」と中2の秋以降や中3になって塾に通ったとしても、望んだほどの成績アップはあまり望めないと思います。

そして、中1の秋以降から中2の夏前までに成績を大きく伸ばすためには、その時期までに成績を伸ばす“きっかけ”がつかめるように準備することが大切になります。

それらを踏まえると、志望校合格や理想の成績を実現したいのなら中学入学時点で塾に通われることをお勧めいたします。

成績が伸びる生徒・平行線の生徒 その違いとは?

成績が伸びるタイミングを逃すと、成績は平行線を辿る傾向があります。

なぜなら、平行線を辿ってしまう生徒は勉強をがんばる意欲が乏しくなるからです。

がんばっても点数に結びつかなかったり、どんどん勉強が難しくなってきていると感じると、勉強をがんばる意欲が薄れてしまいます。

そうなると、点数を上げる目的が見出せずに勉強することが苦痛になってしまいます。

また、点数を上げる目的が弱い生徒ほど、将来的な「目標を持てない」傾向もあります。

実は、成績を伸ばす生徒ほど目標が明確です。

そのため、点数を上げる目的や勉強する意欲が高いんですね。

ただ、目標のある・なしは、まわりの環境に左右されやすいことも事実です。

ですので、まわりに目標を明確に持っていたり、成績を伸ばそうとがんばっているお友だちが多いと、それに感化されて目標を持つようにもなります。

そのような観点から、塾に通うことは目標を持って勉強をがんばっているお友だちがいる環境でお子さまも勉強できることにつながると言えます。

中2で英検3級に一発合格!

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大雅くんの優れていたところは「素直さ」です。

「素直さ」は、成績を伸ばすうえで大切な資質だと、私は思います。

大雅くんは、私がアドバイスしたことを素直に聞き入れて、かつ私が提示した課題もきちんとこなしてくれました。

そして、中学2年生に起こりがちな“中だるみ”の時期も、やるべきことをちゃんとこなしつづけてくれました。

大雅くんのように、日頃から学習が継続できれば時間や学年を追うごとに勉強が難しくなっても点数を落とすことはあまりありません。

また、大雅くんの年は仲間に恵まれた年代だったと思います。

この年の生徒たちは「みんなで受検しようぜ!」と言って、中2の1月に生徒たちがみんなで英検3級(中学卒業程度の英語レベル)を受検したんですね。

そして大雅くんは、英検3級に一発合格したんですね。

それが彼にとっては、大きな自信になったようです。

その後、どんどん英語を得意科目にしていきました。

このように、塾での仲間が増えて塾が楽しくなり、雰囲気もよく、勉強を楽しんでできていたことも成績アップの後押しになったと思います。

 勉強への高い意欲は、どのように保つのか?

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さらには、中学2年生の冬ごろから進路を考えはじめ、3年生になった時点で進路が明確に決まりました(横浜商業高校)。

ちなみに、大雅くんは3年生の6月には英検準2級(高校1年生の英語レベル)の一次試験を合格しています(二次試験の合格は高校1年生)。

そして、英検の取り組みおよび合格を通じて、大雅くんは「勉強は、ちゃんとやればできるようになる!」「勉強が楽しい!」という気持ちを強くしました。

そのため、中学3年生になると“楽しんで勉強をしていた”印象が私にはあります。

また、英検合格や志望校が明確になったことで「今までより、もっといい点数を取りたい」という意欲が強くなっていました。

そのため、今までよりもさらに勉強に対して努力するようになりましたね。

ちなみに、生徒たちはテストで7割ぐらい解けるようになってくると「自分は勉強ができる!」という気持ちを持つようになります。

そして、さらに点数が伸びるにつれて「自分はできる」という気持ちはどんどん増します。

そのような状態になれば、自ら積極的に勉強に向かうようにもなります。

また、勉強ができるようになってくると、まわりのお友だちからも一目置かれるようになります。

そうなると、そこで満足することなく、さらにもっと上をめざす意欲が湧くようになります。

このように、成績および勉強に対するモチベーションおよび取り組みは、環境に大きく左右されます。

そのため私は、成績を伸ばすうえでは「勉強のやり方」などと同じかそれ以上に「どんな環境で勉強をするのか?」が大切だと感じています。

志望校に合格できた要因は?

結果として、大雅くんは横浜商業高校に合格し、進学しました。

彼が、成績を伸ばし、志望校に合格できた背景には将来の目標がありました。

大雅くんは、横浜商業に進学した後に、どんなことをしたいのか?や将来の目標があったんですね。

私は、現代の高校受験においては、将来的な目標を踏まえて取り組むべきだと考えています。

先ほど、中2の秋以降に塾に通っても、成績の大きな伸びは期待できないとお伝えしました。

ただ、勉強する目的が高校受験で合格することだけであれば、塾に通うのは遅くてもいいと思います。

ですが、現代の教育システムは受験に合格するだけじゃ済まないのが実情です。

志望校の合格だけを考えていたら、高校でまた新たな問題にぶつかります。

志望校合格を目標にしてしまうと、目標が達成されれば勉強する必要がなくなります。

そのような生徒は、志望校に合格したとたんに勉強しなくなるんですね。

そうなると、進学した高校で勉強について行けなくなります。

そして、ゆくゆくは「大学進学どうしよう、このままの成績じゃ…」という問題が起きます。

何のために勉強するのか?を明確にしよう!

しかも、高校は1年生の段階で勉強がわからなくなったら、それを高校3年間で取り戻すのは不可能です。

中学であれば、まだ挽回できるのですが高校はそうは行きません。

高校にかぎらず、どの年代であっても勉強は基本的には積み上げ式に行われています。

積み残し(未習熟)があれば、その先の勉強がわからなくなります。

そのため、大雅くんも入塾したばかりのころには、以前の単元や学年にさかのぼって勉強をやり直す必要がありました。

そして、高校の授業は積み上げの学問ばかりで、しかも学問として学びが深いため、一度つまずいてしまうと挽回することは容易ではありません。

もちろん、仮につまずいたとしても諦めずに挽回しようと努力することは大切です。

また、塾などを活用し、効率的・効果的な学習をすることで、挽回できる場合もあるでしょう。

ただ、ご理解いただきたいのは高校受験と大学受験はまったくレベルが違うということです。

多様化する大学受験を攻略するには?

近年は、推薦入試で大学に合格する生徒が増えています。

この場合、高校1年生から好成績を修めないと推薦を取ることができません。

また、一般受験は推薦入試よりも合格がもっと難しくなります。

さらには、入試方式のひとつである「総合型選抜」においては小論文や面接で「なぜ、うちの大学に進学したいのか?、将来何がしたいのか?、そのために、大学で何を学びたいのか?」を明確に答える必要があります。

つまり、将来を見据えて目的を持って高校生活を送ったほうが大学に進学しやすくなると言えます。

そして、いわばその前段階として、高校受験においても「何のために、どの高校に進学したいのか?」が明確であるほうが望ましいと言えます。

このように、現代は勉強をする目的が問われる時代であると言えます。

だからこそ、高校受験についても合格することだけを考えるのではなく、将来を見据えた志望校選択やそれに基づく勉強に取り組んでもらいたいと思います。

まとめ:成績アップのポイント

最後に、もう一度成績アップのポイントを以下にまとめます。

  • 勉強がわからなくなった大元にまでさかのぼって、積み残しをなくす
  • 将来的な目標を持って、何のために勉強するのか?を明確にする
  • 目標を持って、勉強が継続できる“環境”を整える

今回のブログが、お子さまの成績アップのヒントになれば幸いです。

そして、もし、ご家庭だけでお子さまの学習をサポートしきれないときには、どうぞ塾を頼ってください。

お父さん・お母さんだけで、がんばらないでください。

また、今回のブログの中でもお伝えしましたが、お子さまの成績が伸びる期間はかぎられています。

大人と子どもでは、時間感覚や密度が異なります。

お子さまが理想の人生を歩めるよう、どうか必要なタイミングでプロのサポートをご利用ください。

無料体験授業を試してみませんか?

そこで、当塾にご興味をお持ちくださった方は、ただいま無料体験授業にご参加いただくことができます。

よろしければ、お子さまに「翔優館(当塾)の体験授業を受けてみない?」と声をかけてあげていただけないでしょうか?

体験授業が、お子さまにとって成績が伸びはじめるきっかけになるかもしれません。

なお当塾では、じっくりと授業を体験していただきたいという思いから、以下の回数および期間を体験授業とさせていただいております。

  • 小学生:4コマ(2週間以内に、4コマご受講ください)
  • 中学生:18コマ(3コマ/日 x 3日/週 x 2週間)
  • 高校生:お問い合わせください

1コマの授業時間は50分です

なお、当塾の授業についてくわしくは、下記のページでご確認いただけます。

当塾の体験授業についてくわしくは、こちらをクリック⇒

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