横浜栄高校合格のための受験対策とは?

横浜栄高校合格をめざして、がんばっているあなたへ

すごい得意な科目があるわけではないけど、苦手科目がいくつかあって合計点数の足を引っ張ってて…

●●(特定の科目)は飛び抜けて得意なんだけど、それ以外の点数が伸び悩んでるから合格が厳しい…

先日、横浜栄高校をめざしている2人の生徒から、こんな相談を受けました。

どちらの生徒も、苦手科目が合計点数の足を引っ張っていて、このままでは合格が難しいという状況でした。

横浜栄高校は、昔から学力が高い学校として地域の方からも認知されてきました(近年の偏差値は、54〜55)。

いわゆる「MARCH」クラスの大学にも進学実績があり、大学進学も見据えて横浜栄高校への進学を希望される生徒も少なくありません。

そのような理由から、毎年、倍率も高め(平均1.3倍)の人気校です。

MARCH:明治・青山学院・立教・中央・法政大学の頭文字を合わせたもの

もし、これをご覧のあなた、または保護者の方が同じような悩みを持ちなら、2,3分ほど時間を取っていただいて、これからお伝えすることをご覧になってみてください。

こちらページでは、港南区上永谷にあります学習塾塾長が、これまでの指導経験を踏まえて横浜栄高校合格のポイントを以下にまとめております。

横浜栄高校合格のカギは?

当日の入試においては、目安として7割弱ぐらいは正解する必要があります。

ちなみに、全受験生の平均点がおよそ6割〜6割弱の正解になります。

そして、2022年度に関しては、前受験生の平均点が286.6点(500点満点中)でした。

このデータから考えられることは、仮に全体的に正解率の低い問題が解けなくても合格できる可能性があるということです。

逆に、多くの生徒が正解できるような問題は確実に点数を取らなくてはいけません。

これが、横浜栄高校合格の絶対条件とも言えます。

しかし、私(学習塾塾長)の長年の観察では、横浜栄高校レベルの学校を受験する生徒の方は、意外とそれを取りこぼすことも少なくありません。

基礎を固めて、思考力問題にチャレンジ

横浜栄合格をめざすなら、まずは基礎レベルの問題を確実に得点できるようにしましょう。

それまでは、難しいことを勉強しなくても構いません。

そのうえで、基礎的な知識を活かして、思考力を問うような問題が解けるようトライしましょう。

「思考力」とひと口に言っても、高度なものから落ち着いて考えれば正解できるようなものもあります。

高度な思考力を問う問題は解けなくても、落ち着いて考えれば解答できる問題を正解できれば7割弱の点数は取れるはずです。

苦手科目を作らない

思考力を問う問題というのは、基礎的な知識があってこそ解けるものです。

そのため、苦手科目を作らないことが大切です。

どんな科目も、7割弱の点数が取れるくらいの知識および学力を固めましょう。

なぜなら、横浜栄高校レベルの学校を受験する生徒の方のもうひとつの傾向として、科目ごとの点数(学力)にバラつきがあることが多いからです。

ですので、お勧めとしては苦手科目を克服することから取り組みはじめましょう。

その際、どの科目が苦手なのか?によって対処法は異なりますので、少し解説をいたします。

理科社会が苦手な場合、それはシンプルに知識が足りないだけです。

ですので、しっかりとこれまで学んだことをおさらいするだけでも、かなり点数は伸びます。

言い換えるなら、勉強したことが点数に反映されやすい即効性のある科目と言えますね。

事実、当塾の生徒は、夏休みの約1ヶ月でこちらが提示した理科・社会の教材をすべて勉強した結果、模試で大きく点数を伸ばしました。

英・数・国は時間がかかります

理科・社会に対して、英語数学国語即効性がありません。

また、横浜栄高校レベルの学校を受験する生徒の方のさらにもうひとつの傾向は、英語・数学の1・2年生の基礎ができていないことが少なくありません。

ちなみに、模試を受ければどこができていないかがわかるので、苦手箇所を特定するのにお勧めです。

ただし、これまでのケースにおいて全体的に点数が伸び悩んでいる生徒もいました。

その場合は、1から勉強し直すつもりで取り組まないと横浜栄合格は厳しいと思います。

そして、そのような生徒の方の場合、一人では手に負えないことも多く、学校の先生や塾などを頼られることをお勧めします。

学校または塾の先生に「何をどうやったらいいか?」を教わり、何度も問題を解いて、それを継続することで基礎固めができます。

横浜栄合格には、ひとりひとりに合わせた勉強が重要!

以上をまとめると、横浜栄高校レベルの学校を受験する生徒の方は、どの科目も基礎的な知識を固めることが最重要課題です。

しかし、どの科目が苦手で、どのくらい基礎知識を身につける必要があるのか?に、かなり個人差があります。

それでいて「何ができていないか?」が把握できていないケースも少なくありません。

そのため、点数が伸び悩んでいるものの「何をしたらいいんだろう?」というところでつまずいてしまって、ズルズル来ちゃっていることがあります。

そこで、模試の結果が苦手箇所を把握したり、先生に苦手箇所および克服のための勉強を教わる必要があります。

今までの考え方や、勉強のやり方、こだわりなどをいったん横に置いて、横浜栄高校合格のための勉強を素直に取り入れ、実践できる方であれば合格できる可能性は高くなります。

いずれにしましても、横浜栄高校合格のためにはひとりひとりに合わせた取り組みをすることが大変重要になります。

終盤で伸びる生徒たち

私のこれまでの経験から申し上げると、偏差値50〜60あたりが一番学力が伸びる印象があります。

横浜栄高校合格をめざす生徒の方は、これに当てはまります。

そして、この学力レベル高校をめざす生徒の方は、終盤でグンと学力伸びる傾向があります。

横浜栄高校を志望される学力レベルなので、もともとかなり基礎学力は持っていらっしゃると思うんですね。

しかし、そこで伸び悩んでいるとしたら、本当はもうひと伸びできるだけの力を秘めていながらも、なんとなくでここまで来ちゃっていたのだと思います。

ですが、基礎をしっかりと見直して、ひとつ課題がクリアできると面白いように成績が伸びてくるんですね。

そしてこのとき、多くの生徒に共通しているのが「問題を解くコツ」を自分で見つけられるようになってきます。

偏差値50を越えるのが、ひとつの壁かなと思いますね。

言い換えると、着実に正解しないといけない問題がきちんと解けるようになると、偏差値50を越えてきます。

そこを乗り越えると、サクサク問題を解けることが多くなるんです。

すると、考える問題(思考力)を解くことに時間が取れるようになります。

また、偏差値50を越えてくるということは、知識がついてきているということでもあります。

それらが重なって、思考力の問題も少しずつ解けるようになるんですね。

自分でコツを見つけられるからこそ伸びる!

終盤でグッと伸びる生徒が多いのは、以上のことが理由です。

ちなみに、このとき指導者がやるべきことは、あくまで生徒に“きっかけ”を与えることだけです。

なぜなら、きっかけから生徒が自分で考えて問題を解きながらコツを見つけられるようになることで、学力が伸びるからです。

また、コツを見つけるにはある程度の演習量が必要ですが、やみくもに問題を解いてもコツは見つかりません。

先にお伝えしたとおり、ひとりひとりに合わせた演習を行うことで質の高い勉強ができ、学力の向上が期待できます。

自信の持てる教科ができれば合格は確実!

どの教科もちゃんと解けた(7割弱の正解)うえで「この教科なら誰にも負けないぞ!」という教科ができると合格は確実だと思います。

そして、自信が持てる教科がひとつできるだけで、それが気持ちの面で大きな支えになります。

指導者としては、このレベルにまで導いてあげたいと思い、授業にあたっております。

しかも、その自信は入試にだけ活きるものではありません。

高校に進学しても、その教科をもっとがんばったり、もっと伸ばしたいという意欲を持って取り組むようになります。

事実、当塾の卒業生で受験勉強を通じて数学の点数が伸びて、数学に自信が持てるようになった生徒がいました。

その生徒が、高校入学からしばらくして塾に顔を出してくれたことがあったんですね。

そのときに「数学のテストで100点を取って、学年1番になった」と報告してくれたんです。

この生徒のように、受験を通じて自信を持てる教科ができると、高校でも高い成績を修められる傾向があります。

そしてそれが、大学受験にもいい影響をおよぼすことは言うまでもありません。

今、がんばっている勉強が、横浜栄高校合格のその先にある未来にまでつながっていることをぜひ知っておいてほしいと思います。

そのために、横浜栄高校合格に向けて、今やるべき勉強をしっかりと取り組んでください。

あなたの合格を応援しています。

最後までご覧くださり、感謝いたします。

執筆者紹介

翔優館塾長:秋間 義浩

小学校の恩師の影響から、将来の夢は「学校の先生になること」だった。

学生時代に、塾講師のアルバイトをしたことがきっかけで「自分の個性を活かせるのは、学校の先生より塾の先生なのかもしれない」と感じ、アルバイト先に直談判し入社することに。

大手学習塾では、1教室で300人以上の生徒を指導してきた実績があり、また教室長も歴任。その後「より生徒の進路や人生にも関わる塾講師でありたい」という想いから、同僚の塾講師たちとともに学習塾を創業した。2016年には、さらに自分の理想とする学習塾像、塾講師像を体現すべく、創業した学習塾からも離れ、たった一人で現在の学習塾、翔優館を横浜市港南区に設立した。

気づけば、塾講師歴30年超。累計1,000人を超える生徒たちを指導。つねに、素直な心と素敵な笑顔を心がけ、日々、生徒ひとりひとりを大切にして指導に当たっている。

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