授業のすすめ方

お子さまの勉強に関して、こんなお悩みございませんか?

  • 学校の授業に、ついて行けてない…
  • (もしくは)そこそこできてるつもりでいたんだけども、急に難しくなって「わかんなくなってきた」と言い出した、このままではいけないんじゃないだろうか…

もし、そのようなお悩みを感じていらっしゃるのでしたら、2,3分ほどお時間を取っていただき、以下をご覧になってみてください。

お悩み解消のヒントを、見つけていただけると思います。

小・中・高ごとの成績アップのポイント

実際のところ「成績が伸び悩んでいる」とひと口に言っても、どこをどのようにつまずいているのか?は、お子さまひとりひとり異なります。

ただ長年、子どもたちの学習指導を行ってきた経験から“このあたりを見直すことで、どんなお子さまも成績が変わりはじめる”というチェックポイントがございます。

そこで、以下では小中高ごとに成績アップのためのチェックポイントをまとめました。

小学生の成績アップポイント

小学生は、勉強における「基礎」を学ぶ年代と考えます。

そこで、基礎学力をしっかり身につけることを重視しましょう。

ちなみに“基礎学力”とは「読み・書き・そろばん(算数)」のことです。

とりわけ「勉強がわからない」状態のお子さまなら、まずは難しいことを考えず、当たり前のことを積み上げるようにしましょう。

なぜなら、勉強がわからないお子さまは、それまでに学んだことが積み上げられていないことがほとんどだからです。

例えば、近年、四則計算(足し算・引き算・掛け算・割り算)が理解できていない子どもたちが増えているように感じることがあります。

その一方で、整数・小数・分数が混ざった四則計算ができるのはもちろんのこと「速さ」や「割合」といった応用的な問題もスイスイ解ける子どももいます。

そのように、現代の教育現場では「学力の二極化」が起きています。

そのため、授業が成立しづらくなってきているんですね。

そこで、お勧めするのは、ご家庭でできるかぎりお子さまと接する時間を持っていただくことです。

もちろん共働きで、お子さまと接する時間が持ちづらいご家庭もおありでしょうし、お子さまがさまざまな習いごとをされているのも理解しております。

ただ現実的に、ご家庭でお子さまと接する時間が多いほど、学校の勉強の進捗状況やお子さまの学力状況を把握でき、結果的に学力が高くなる傾向がございます。

逆に、お子さまと接する時間が短くなると状況を把握することが難しく、お子さまが行き詰まっていることに気づかないまま授業がどんどん進んでしまうことがあります。

とりわけ小学生は、基礎学力が身につくだけでもかなり成績は変わります。

だからこそ、難しいことを勉強しようとするのではなく基礎学力の習得をめざしていただきたいと思います。

中学生の成績アップポイント

中学生でつまずいている場合は、基礎学力が身についていない状態で中学生になっていることがほとんどです。

そして、中学でついて行けなくなったのではなく、小学生の段階ですでにつまずいていたことが考えられます。

ですので、この場合には小学生のつまずきの大元にまでさかのぼって、復習を行うこともあります。

遠回りのように思いますが、実は、小学生の単元をきちんとできるようにするほうが結果的に成績アップの近道になります。

このとき大切になるのは、小学生のどの学年のどの単元がつまずきの大元であるか?を見つけることです。

ちなみに、中学校でも学力の二極化は進行しています。

そのため(正直に申し上げると)、授業が成立しづらい…。

また、学校では勉強ができない学力層の生徒に合わせる傾向があります。

そのため「こうやれば、こうなるからね」的な説明で終わってしまっている場合もあります。

本来、勉強とは「なぜ、こうやると、こうなるのか?」を説明できるレベルまで身につける必要があると、私どもは考えております。

なぜなら、人に説明できるレベルであれば、その単元を本質的に理解できているからです。

そして、そのようなお子さまであれば応用問題も正解することができるようになります。

しかし、生徒たちに聞くと、学校の授業ではそこまでの説明にたどり着けていないことも少なくありません。

また、勉強ができると思われていた学力層のお子さまも、実際には「考える力」が身についていなかったというケースもあります。

これは、先ほどもお伝えした“本質的な理解”にまで至っていないことと、ほぼ同じ状態です。

さらには、先生が体調不良などで休職されたり先生の交代があって、うまく引き継がれないこともあるようです。

そのため近年、勉強に熱心なご家庭などで中学受験を希望されるケースが増えてきております。

実は、昔以上に中学受験のニーズが高まってきているのが実情です。

いずれにしましても「小学生のときに、いかにつまずきを作らないか?」が中学生の学力に大きな影響をおよぼします。

高校生の成績アップポイント

高校生は「勉強の習慣」を身につけておくことが、成績アップにはとても大切です。

率直に申し上げると、高校でつまずいているお子さまは勉強の習慣がほとんどありません。

そしてそれは、中学生のときからなかったのだと思われます。

なぜなら、中学生のときに「受験のための勉強」しかしてこなかったためです。

「受験のための勉強」とは、志望校に合格することだけが目的になっていて、そのために学校や塾の先生から「あれやりましょう」、「これやってください」と与えられた勉強をこなしてきた勉強のことです。

私どもの観察では、受験のための勉強しかしてなかったお子さまは高校で勉強が厳しくなる傾向があります。

高校生になると、勉強のみならずさまざまなことで自由度が一気に高まります。

このとき「受験のための勉強」しか経験がないと、自分で何をどうやればいいかわからないまま放り出されることになってしまいます。

そして気づいたら「アレ?勉強わかんなくなってるぞ…」という状態に陥ってしまっているケースが少なくありません。

そうならないためには、中学生の段階で「何のために、その志望校に進学したいのか?」を考えておくことが望ましいでしょう。

そして、大学受験は高校受験以上に進路が専門家・細分化されますので、より一層「何のために、その志望校に進学したいのか?」が明確である必要があります。

なぜなら、進路が専門化・細分化されるということは、受験勉強の内容や範囲も専門化・細分化されるからです。

すべての大学合格に必要な学力を身につけることは、現実的ではありません。

希望する進路に必要な勉強を把握し、計画的に取り組む必要があります。

だからこそ「勉強する習慣」が、求められるんですね。

大切なことは、早い段階で(おおよそであっても)進学先を明確にしておくこと。

そして、それに基づく学習計画および習慣を形成することです。

ちなみに、手前味噌ではございますが、当塾の卒業生は高校生になっても成績がいいと生徒本人から報告をもらうことが少なくありません。

それは、中学生のうちに「どうやって勉強すればいいか?」が身についているからだと、私どもは考えております。

何のために勉強するのか?を理解していると、子どもたちはイヤイヤ勉強するのではなく楽しんで勉強するようになります。

そしてその結果「勉強が習慣化」しているのだと理解しております。

成績アップのための2つの道

さて、ここまで各年代ごとの成績アップのポイントをお伝えいたしました。

そしてここからは、それらを実行していくうえで、2つの方法があることをお伝えしたいと思います。

ひとつは、家にこもって自分で勉強する方法です。

もちろん、小学生のお子さまの場合は、先ほどもお伝えしましたとおり可能なかぎり保護者さまが勉強を見てあげられるほうが望ましいでしょう。

もうひとつの方法は「環境を変えること」です。

人間は、環境にモチベーションや行動を大きく影響されます。

例えば、ごはんを食べてお腹いっぱいでも、テレビでおいしそうなスイーツを見たとたんにそれを食べたくなるといったことは、環境の影響力を表していると言えます。

つまり、お子さまがすすんで集中して勉強ができる環境を与えてあげることが、スムーズな成績アップの大きなカギになると、私どもは考えております。

そこで、お子さまの最適な学習環境として役立つのが、私ども翔優館です。

翔優館での授業のすすめ方について

これまでお伝えしてきましたとおり、保護者さまの世代が当たり前に習得できていた基礎学力が現代では学校で思うように身につけられなくなってきています。

そこを、当塾で徹底的に鍛え上げることで揺るぎない学習の基礎力を身につけていただきたいと私ども翔優館は考えております。

もちろん、基礎を身につけた後にはよりハイレベルな応用問題が解ける力も育てます。

また、基礎を身につけつつも、同時に日々進んで行く学校の授業にも対応しております。

それでは、ここからは小・中・高における、当塾の授業の進め方についてご説明させていただきます。

小学生クラスの授業のすすめ方

当塾は、基本的には「集団個別学習(ひとつの空間に集まって、それぞれ自分の課題を勉強している)」での授業となっております。

個別学習ですので、自分のレベル・ペースで学習を進めることができ、着実に学んだことが身につきます。

以下は、算数・国語コースの一般的な授業のすすめ方です。

  • 1.来塾して着席:席は自由ですが、入塾後だいたい固定化されてきます
  • 2.宿題の提出(10分):プリントを1週間で最低4枚出しています。宿題は、塾の前日にやると忘れてできないので、1日1枚ずつ仕上げていただくようお願いしています。その結果、学んだことが自然に身につきます
  • 3.採点:間違ったところは正解できるまで解き直します
  • 4.今日の課題(40分):教材プリント1枚ずつ(両面)をこなします。お子さまの学力に合わせた課題なので、それぞれ取り組んでいる内容が異なります
  • 5.採点:課題ができたら提出して講師が採点し、間違っていたところがあれば直します。すべて正解したうえで先に進みますので、積み残しがありません。また、できる度合いによって学習ペースが異なりますが、個別学習なので自分のペースで着実に学べます

実際のところ、週1回の授業では当塾で提供している教材のすべての課題が終わりきらないのが実情です。

また、週1回で学校での積み残しをカバーすることも、あまり現実的ではありません。

そのため、最低でも週2回の通塾をお勧めしております。

参考:小学生の3つのコース

ちなみに小学生は、おもにつぎの3つのコースのいずれかを受講していただいております。

算数・国語コース:基礎を徹底的に身につけ、それを使って問題が解けるようになることをめざすコース。

知識がなければ、思考・判断・表現もできません。

考える力を育てる算数教室:算数に特化して、思考力や空間認識力を鍛えるタイプの問題を解くコース。「算数・国語コース」の算数とは問題が異なります。

英語コース:外国人との1対1でのスピーキングレッスン(外国人講師は毎回変わる)と、スピーキングの内容の復習をかねて単語や文法についての読み書きを行います。

英語に必須の4技能(=話す力・聞く力・英作文力・読む力)に加えて「英語に対する抵抗感」が和らぎます。

中学生クラスの授業のすすめ方

  • 1.来塾して着席:席は自由ですが、入塾後だいたい固定化されてきます
  • 2.小テスト(5分):英語・数学・国語は、はじめに小テストを行います。「知識の確認」および「勉強の習慣化」が目的です。英単語、漢字・語彙力、計算のテストを行い、8割正解が合格ラインです。あまりに毎回点数が取れない生徒は、授業とは別の日に来てもらって、小テストに関する勉強をしてもらうこともあります。
  • 3.宿題の答え合わせ(5分):全体的に間違いが多かった問題は、解説します。ただ、前回の確認なので、本来、解説の必要はないはずです。その場合、宿題を塾の前日にやろうとして、忘れて解けなくなっていることが考えられます。そこで、塾で授業のあった翌日にも塾に来て、その日は宿題だけを取り組むことを勧めています
  • 4.授業(30分):英語・数学・国語に関しては、少人数の集団授業を行っています。英語・数学・国語は、とりわけ“積み上げ”の学問です。そのため、授業で講師が生徒を指名して解答してもらうというやりとりによって学力を伸ばすことができます。
    理科・社会は、学校によって学習単元・進度がまったく違うため、映像教材で必要な単元を学びます。その後、知識が身についたかの確認テスト、単元テストを行い、習熟度をチェックします。ただし、中3の10月以降の入試対策は、すべて少人数集団授業で行っています
  • 5.40分 x 4コマを週3回受講していただきます。また、それに加えて英語のスピーキングレッスンや探究授業などもあります

高校生クラスの授業のすすめ方

  • 1.入塾時:塾長面談で、通塾曜日・時間・学習スケジュールを立てます
  • 2.映像授業:授業を見て、毎回最後に確認テストを行っています。間違ったところ、わからなかった問題があれば講師に質問し、回答いたします。また、お家でわからないことがあればLINEで質問も受け付けています
  • 3.週間面談(週1回):塾長以外の講師が行い、1週間の学習の進捗状況などを確認しています。進捗状況に応じて、学習スケジュールをフレキシブルに変更します。しかし、毎週行うことでスケジュールのズレを最小化し、翌週には当初のスケジュールに修正することができています。ゆくゆくは、生徒自身でスケジュールが立てられるようになります
  • 4.塾長面談(月1回):進路に関することや、定期テストに向けての面談を行います。塾長と面談することで、気持ちが引き締まり、モチベーションアップにつながっています。進路相談は、重要な相談事項であるため、より専門的知識を有する塾長が行うことが望ましいと考えております
  • 5.ホームルーム(月1回):生徒全員が決められた時間に来塾、大学受験のシステムのレクチャーなどを行う(オンラインで行う場合もある)

また、上記に加えて「個別指導」「数学塾(理系志望者にお勧め、少人数集団授業)」もございます。

ご希望の方は、お問い合わせください。

お子さまが輝ける力を育てたい

当塾では、教科の学習だけでなく、将来を見据えた人間力を鍛えるカリキュラムも提供しております。

そのひとつが、探究授業です。

本来、こうした授業は学校で行われてきたものでした。

もちろん、今でも学校で実施されておりますが、塾でもやらざるを得なくなってきている時代なのだと痛感しております。

そして現代においては、高校・大学受験を突破することが目標ではなく、人生を歩むための力を積み重ねることが大切であると、私どもは考えております。

そのために、段階的に小・中・高で求められる力があります。

つけ加えるなら、保護者さまが受験されていたときと問題・内容が大きく変わっています。

例えば、神奈川県の高校受験の英語は、全国と比べて英語長文の量が多く、50分で読解するには、かなりハイレベルな英語力を要します。

こうした時代の変化に対応する学力と、その先にある社会でお子さまが輝けるための力を身につけるお手伝いができれば幸いです。

ぜひ、ご興味をお持ちくださった方は、まずは無料体験授業にお越しください。

一緒に勉強できますことを、楽しみにしております。

教室でお待ちしています。

最後まで、ご覧くださいまして感謝しております。

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